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何処か不完全だった今日。


不足の部分を補うように、気休めで絵を描いた。


ちゃんと絵になったので、今日の充実度が少しだけUPした。





24時間で区切られている『1日』という流れ。



その使い捨ての日々は、早々と容赦なく過ぎていく。



たくさんのジレンマを残して――――――。











                           RAINBOW





| - | 22:54 | comments(0) | trackbacks(0)





『じゃぁ〜、1人、3649円ね〜!』




昔、合コンをした時に、こんな仕切り役がいた。

その【ジャストマン】(*その時すぐに思い浮かんだあだ名) は、

もう一人居た友人の先輩で、僕も初対面だった。

昔、ヤンキーだったようで、その根本は残しつつも今の流行を取り入れた

すこし残念な風貌だった。

しゃがれ声で言動に品がなく、一次会の席はその先輩が延々としゃべる

武勇伝話で幕を閉じた。(120分飲み放題)

そんな彼が会計時に、真顔で言ったのが冒頭の『セリフ』。

まさかの、男女均等割り。。。。。。

しかも、それに余計な一言が付け加えられる。


『 端数はオレが出しとく―――――。 』 (*端数 =最高でも5円。たぶん )


女子達が唖然とした顔で各々を見合う。

僕も同性でありながら、その尻穴の小ささに哀れ悲しんだ。

と同時に、さっきまで8番テーブルで気持ち良さそうに語るその人の話中に出てきた、

「己の美学」とやらが、まったくのウソだったという事が証明された。

僕は男に倍ぐらいの金を渡し、

「お釣りは二次会で使いましょう」

そう言って店の外に出た。


結局、二次会の会計でも同じことを言っていた。

僕はそいつに適当にお金を渡し、

【ジャストマン】ネタで盛り上がった女の子と二人っきりで、

その店をあとにした――――――――。











                           RAINBOW



| - | 21:43 | comments(0) | trackbacks(0)


 先日、ばあちゃんが亡くなった。

実家から30分ほど離れた所に住んでいたばあちゃん。

母ちゃんが亡くなってからのここ数年は、めっきり行くことがなかった。

昔はよく遊びに行っていたばあちゃんの家。

帰り際にはよく、裏の畑で育てた虫食いだらけの野菜や、

子供にあまり馴染みのないような、老人くさい小袋に入ったお菓子をくれた。

その中でも僕が好きだったソフトせんべいは、いつも割れまくっていて湿気を帯びていた。

でも、なぜかそれが無性にうまかった。





めまぐるしく過ぎる、ばあちゃんの最期。


冷たいばあちゃんの頬に触れながら「さよなら」を言って、

温かいばあちゃんの骨を拾った。



その瞬間、ばあちゃんは僕の記憶に残るだけのばあちゃんになった。

ただ、不思議なもので、平均寿命を過ぎていたばあちゃんには

悲しいという気持ちよりも「ありがとう」という気持ちのほうが強かった。



いつ来るかわからない僕の最期。

めざせ平均寿命越え ――――― 。








                       RAINBOW

| - | 23:21 | comments(0) | trackbacks(0)



 本日14日より17日まで出張の為、お休みいたします。

18日より平常通り営業いたします。

ご迷惑をお掛けいたしますがよろしくお願いいたします。


    レインボープリントショップ




| - | 01:40 | comments(0) | trackbacks(0)
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癌と母、桜と共に散りました―――。
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